全てを曝け出す作家と誠意を持って読み続ける読者の想い
こんにちは
ことねです
物語を描く側の人って
自分の嗜好や価値観とか
脳みそを全て曝け出してくれていると
思うことがあって。
自分の中にあるものを組み立てて
物語として綴る。
誰かに届くように。
面白いと、楽しいと、言ってもらえるように。
小説家の物語を描く想いってどういったものなんだろう。
短編の物語をネットで投稿している人が
「自分の脳みそを覗き見されているように感じて恥ずかしくおもうことがある」
って呟いているのを見たことがあります。
そう思う人、沢山いるのかな。
読んでいて、脳みそを覗いている気分になることはないけれど笑
有川ひろさんの「ストーリー・セラー」という作品で
世の中には書く側の人と書けない側の人がいるという言葉がありました。
私は書けない側の人だし、書こうと思うことも無いけど、書こうと思う人が一つの作品を書き上げるために使う労力は尋常じゃ無いだろう。
自分の中のものを全て曝け出して
物語を作り上げる。
私達読者は
その嗜好や価値観すべてのものを
受け止めるべくして受け止めて
誠意を持って読んでいる。
これからも晒し続けてくれる作者を信じて
物語を読み続けたい。
なーんてふと思った今日この頃でした。
今日はこの辺で。
ではまた。