読み始めたら止まらない・シリーズ小説のすゝめ
こんにちは
ことねです
シリーズ化作品
シリーズ化されている作品は読み始めるのに勇気がいるので、手を出し辛く感じてしまうのですが、過去に読んだシリーズ本の中でオススメの作品たちをご紹介します
今回ご紹介するシリーズ化作品は、上・中・下巻となっているものも含まれます。
シリーズというのかは分かりませんが、ご了承ください。
オススメ本
神永学さんの本は誰でも、どんな人でも読みやすいなんて話をしましたが、私が初めて読んだ神永作品はこのシリーズの一作目でした。
シリーズといっても一冊で完結するものばかりなので全て制覇しようと思わなくても十分に楽しめる話です。
正確に難ありな主人公と大学生の女の子のやりとりが軽快で面白いです。シリアスなシーンや心霊探偵なので若干のホラー要素もありますが、そういったコミカルな部分もあって飽きのこない作品です。
村上春樹さんといえば、私の中ではこの作品で文庫本で全6冊ですが何周したか分からないほど再読しました。感情を揺さぶられるとか、起伏が激しいとかそういったことはなく、淡々と話が進んでいきます。青豆と大吾という二人の視点からそれぞれの世界線が全く別のように見えていたのにも関わらず、繋がりを見せたときには安堵感と疲労感を感じました。
単行本で購入するには一冊が重く分厚いので文庫本で読むことをオススメします。
七夜物語 川上弘美
以前、新聞で連載されていたようで母に勧められて購入しました。好きな小説10選にも入れているのでもしよければ除いてみてください。
不思議な世界観の中で繰り広げられる物語は現実世界を忘れさせてくれるようなワクワク感とドキドキ感を感じさせてくれます。
真夜中のパン屋さん 大沼紀子
この上なく平和な本です。真夜中にだけ営業するパン屋さんを舞台に不器用に、でも強く生きようとする人々を描いた物語です。
とにかく出てくるパンや料理がとても美味しそうで食欲を唆られます
そのあとにパン屋さんに行くと、このパンか!と実物が見れて嬉しくなります。
いつだったかにドラマ化もされていたような気がします。
文字で表現される料理の旨味や美しさは、読んでいてとても暖かい気持ちになります。
綾辻行人さんといえば、この作品。
毎話毎話騙されるので、覚悟し全てを疑ってはいるものの騙されずに済んだことはありません・・・
ミステリー小説の王道で、最骨頂。
最後に
ジャンル問わずで見つけた本を手にとっていたので、暗めの話から暖かい話まで、以外と幅があるなと書きながら思っていました。
学生の多感な時代に読んだ本というのはやはり印象深く残っているものなのでしょうか。
様々な本を読んできた中で、自分の中で残り続けている本というのは学生時代に読んでいる本が多いように感じます。
今日はこの辺で。
ではまた。