独特な世界観を持つ秀逸な作品たち・百田尚樹作品のすヽめ
こんにちは
ことねです
百田尚樹さんといえば「永遠の0」という作品でしょうか。
映画化もされて、見にいったのですが泣いた記憶があります
現在所持している本の中でも、かなり独特な世界観を持つ百田尚樹さんの作品ですが、
独特なんだけど読みづらくないむしろ読みやすい作品を描く方です
百田尚樹作品のすヽめ
フォルトゥナの瞳
私が読んできた百田尚樹作品の中でもっとも記憶に残る、印象深い作品です
「他人の死の運命が見える」という力を手に入れた主人公が奮闘し、恐怖や絶望と戦っていく話ですが、読んでいて胸が締め付けられるような苦しくなるような作品でした。
風の中のマリア
オオスズメバチが主人公の作品です。主人公であってますか?笑
聞いたことない設定に驚き多少の抵抗がありながらも手に取った作品でしたが、読んで正解でした。自分が思っていたよりも、過酷で残酷な世界で生きる彼らの生命力に驚いて、あくまでオオスズメバチではあるけれど人間同士の争いや言い合い、生き方に重なって見えてしまってその世界に入り込んで読んでいました。
入り込んで読んではいるけれど、現実ではそうはいかず、ハチを見てもこの本をおもいだすことなんかできずビビりまくっています。笑
幸福な生活
怖いです。帯には、最後の一行がどうのこうのと書かれていて対して気にせずに読み始めましたが、もう少し心構えをきちんとしておくべきだったと後悔しました。
多く語ると面白みがなくなってしまうのでお話できませんが、いくつかのお話が一冊にまとまっているいわゆる短編集みたいなものですが最初から最後まで油断は禁物です。気をつけて。
こんな人に読んで欲しい
・独特な世界観を抵抗なく受け入れられる人
・恐怖や喜びを、小説から感じたい人
・小説に慣れている人
・新しく作家に出会いたい人
最後に
この他にも百田尚樹作品は読んできましたが、再読してからまた感想としてお話できればと思っています。
百田尚樹さんは、毎回作風がバラバラで連続で百田作品を読んでも全く飽きません。
幅広いジャンルの小説を読みたい時には百田作品を連続で読むのも有りかもしれません。
今日はこの辺で。
ではまた。