絶対一度は好きになる・有川ひろ作品の魅力とすヽめ
こんにちは
ことねです
学生時代の恋相手
有川ひろさん。その名前を聞くだけで学生時代を思い出します。
沢山恋しました。有川さんの描く人物に、何度オトされ何度恋をしたか・・。
中学生時代の恋話は、同じく有川さんの作品が好きだったクラスメイトの女の子と
どの本のどの場面がいかにかっこよかったかを語り合っていました。笑
その時代は大人の男の人が異様にかっこよくて、現実で見ている同世代の人がものすごく子供に見えて、今思えば自分も背伸びしていたんだと感じます。
有川さんが描く男性陣の魅力
有川作品の魅力は何と言っても、男の人が完璧でなくかなり不器用なところ。
なんでそこでそれ言っちゃうの!?
あ、それは今じゃないよ・・・
その行動はダメだって・・・
そう読者をモヤモヤさせて、うずうずさせる場面が沢山出てきます。
でも、憎めないんですよ・・・
不器用すぎてモヤモヤするしハラハラさせるけど、どこか憎めない空気感がある。
男性側だけじゃなくて、女の子も。
素直に泣いたら良いのに。甘えたら良いのに。案外貴方のこと見てるよ!
そう応援しながら、モヤモヤしてます。
はやく付き合え!!と笑
そんな登場人物にモヤモヤしたり、恋をしたり、感情が忙しくなりすぎた作品をご紹介します。
有川ひろ作品のすゝめ
塩の街
好きな小説でも、恋愛小説でもこの本を挙げた気がするのですがそれだけ激推しの一冊。
秋庭さんに心底憧れて、現実席あで同じような人がいないか探していたな・・・笑
中学時代のクラスメイトの女の子は同じように秋庭さんが好きな子が多くてより盛り上がった記憶があります。年の差にも憧れました・・
口が悪くて、まっすぐには心配してることも想っていることも言えなくて。でも一人の少女が傷ついて涙を流す時には必ず側にいて不器用なりな優しさで寄り添う姿。
塩の街という言葉の通りの世界観は、他でも読んだことのないようなストーリーで面白くて、ただ有川さん、男女に与える試練が酷すぎるし多すぎる・・・!笑
クジラの彼
短編集?と呼んで良いのだろうか。いくつかの話が一冊に詰まっています。
全て読んだら世の中の女性たちのタイプの男性が絶対一人はいる、と感じます。
私はクジラの話がやはり好きで、そもそもタイトルのクジラってなんぞ?と思った方は是非読んで欲しいです。読み終わったあとはにやけます。
植物図鑑
この人もまたとんでもなく不器用なんだけど、優しくて芯がかなり強い。守るためだったり、誰かのためだったらここまで行動できるものなのかなとかっこよく思いながらも、そんなに人を放置したらダメだよ・・苦しいよ・・・とも思いました。
いつだったかに岩田剛典さんと高畑充希さんで映像化されましたね。個人的には、イツキはかなり華奢なイメージだったので凄く鍛えてる人がイツキを演じていたことには少し違和感はありました・・・もともと小説が映像化されてもほとんど見ないのでこちらもちゃんとは見ていないのですが予告でそんなことを思っていました
別冊・図書館戦争
図書館戦争は小説を読む前に、映画を見ました。そのあとに小説を読んだので、イメージが岡田准一さんと榮倉奈々さんで固定されていて何より小牧教官が田中圭さん以外に浮かばない・・元々原作ファンの方はどういうイメージだったのでしょうか。やはりイメージしていたのと違う!となったんですかね・・
もともと映画で見ていたので復習みたいな形で小説の方を読んだのですが、恋愛小説感が満載でハラハラドキドキしたのは別冊・図書館戦争でした。図書館戦争シリーズで見られなかった、手塚と柴崎の展開にもう終始ドキドキしていました。どっちも素直になれなくて強がって遠回り過ぎている二人がどうなるのかが見どころです
もちろん途中出てくる堂上教官もかっこよくて、直視できません。
ストーリー・セラー
この本を恋愛小説と捉えて良いのか・・・男女の話といえばそうだけど・・
有川さんの本で一番最近、再読した本です。この本といえば、感情が溢れて溢れて止まらなくなって一面を埋めたあの部分。この捉え方が正しいのかはわかりませんが。初めて読んであのページに行き着いたときの鳥肌を忘れられません。同時に泣きそうになったことも。
少し苦しくもあり、読後は少し疑問が残るかも?結局・・・?みたいな。
けど感情の起伏が激しくなる一冊で、なかなか引き込まれる作品です。
最後に
好きすぎて一冊一冊に対する想いが長くなってしまった・・・。
こうやって振り返って書いているとすぐにまた読みたくなります。
会いに行きたくなります。
学生時代を彩ってくれた有川ひろさんに心から感謝しています。
有川さんの作品が好きな方は(恋愛小説として捉えたとき)、どの人がタイプですか?
また男性読者はどのような感情を抱くのでしょうか。
もしよければ教えてください^ ^
今日はこの辺で。
ではまた。
*1:主に恋愛小説として捉えた時の話をしています。その捉え方が苦手な方はご注意ください。